Copilot Studio ユーザーからのフィードバック(CSAT)をカスタムトピックで受ける方法

会話の顧客満足度評価(CSAT)をカスタムトピックに組み込む方法を調べたのでメモ。

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CSAT

CSATは顧客満足度評価のことで、Copilot Studioでは星の5段階評価(0〜5のスコア)でユーザーの満足度を測定する。

CSATの収集はシステムトピック「会話の終了」の中に既定で組み込まれているけど、今回はカスタムトピックから収集できないか試してみた。

構築

まずはシステムトピック「会話の終了」を開き、
コードエディターを開く。
アクション「CSATQuestion」を探し、このアクションをコピーする。
そしたらCSATを組み込みたいカスタムトピックのコードエディターを開き、先ほどのアクションを貼り付ける。
コードエディタを終了すると、カスタムトピックにCSATが組み込まれる。

以上で構築は完了。

動作確認

エージェントをTeamsに公開し、先ほどのトピックを呼び出すと、このようにCSATが表示される。ここで1を選択し、
エージェントの構築画面に戻り、[分析]タブを開くと、満足度スコアに先ほどの値が入っている。
※分析タブに反映される迄30分~1時間ほどかかる。

「結果」と「CSAT(満足度スコア)」は別

先ほどのトピックの中の、conversationOutcomeの設定をコメントアウトし、
再度トピックを呼び出し、次は5を選択する。
満足度は平均の3になるが、新しい結果は「破棄済み(セッションタイムアウト)」となる。

この結果から、CSATに回答しても会話の結果は「解決済み」にはならず、会話の結果を「解決済み」や「エスカレーション済み」にしたい場合は、conversationOutcomeを設定する必要があることが分かる。

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