SharePointリストにある「参照」列
Power AppsのPatch関数でSPOリストにアイテムを追加するとき、この参照列に値を追加するにはどうしたらいいか調べたので、その方法をメモ。
準備
今回用意するリストは2つ。
参照される側のリストParentList。タイトル(Title)列があるくらい。
参照する側のリストChildList。ParentListへの参照を持っている。
イメージとしては、親リストにアイテムを追加 → 追加したアイテムのIDを子リストの参照に追加する。
実装
まずはフォームを準備。
データソースは親リストに結びつける
ボタンを置いて、OnSelectにSubmitFormを入れる。
そしたら、最初に置いたフォームのOnSuccessで子リストにPatch関数でアイテムを追加する。
Patch関数の中身はこんな感じ。
Patch( 子リスト, { 参照列名: { '@odata.type': "#Microsoft.Azure.Connectors.SharePoint.SPListExpandedReference", Id:参照先(親リストに追加したアイテム)のID, Value:何かしらの値w } });
今回のリスト構成だとこんな感じ。
Titleは子リストの必須列だったので追加しただけなので今回は気にせずに、ParentInfoが今回の本題。
{}の中身はこんな感じ。
- @odata.type:SPリストの参照列形式のデータって指定(なくても動くっぽい)
- Id:参照先のアイテムのID(必須)
- Value:よくわからずw(必須)
実はValueはよくわからず。。。
指定しても使われてないっぽいけど、どこかで使われているんだろう。。。
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