Dataverseにテストデータなんかを一気に入れたいとき、Excelからデータをインポートすると早くて助かる。
今回Excelからデータを取り込むやり方がわからない、という質問をもらったのでここにメモ。
今回使用するテーブル
今回使用するテーブルはこちら。
カスタム列として
- はい/いいえ
- 選択肢
- 日付のみ
- テキスト
- 整数
があるだけのシンプルなテーブルにExcelをインポートしてデータを入れる。
Excel作成
まずExcelを新しく開いて、こんな感じでタイトル行を作ってあげる。
各タイトルはDataverse列の名前と一致させておくと後々楽。
各タイトルはDataverse列の名前と一致させておくと後々楽。
補足:このタイトル列はもちろん自分で手入力してもいいし、列の数が多いときは↓のデータのエクスポート機能を使って
こんな感じで作成されたcsvから、インポートしないデータ列(utcconversiontimezonecodeとか)を削除して作ってもよい。
で、作成したタイトル列の下にデータを入力してExcelの作成は完了。
※選択肢列のデータの入力については後述。
※選択肢列のデータの入力については後述。
Dataverseにインポート
Excelの準備ができたらPower Appsのホームからインポートしたいテーブルを開いて、[データ]->[データを取得の右△]->[Excelからデータを取得]を押下。
こんな画面が開くので[アップロード]を押す。
さっき作ったファイルを選択してあげる。
「マッピングが正常に完了」が出ると思うけど、念のため[列のマップ]を押下してExcelの列とDataverseの列がきちんとマッピングされているかを確認する。
こんな感じできちんとマップされていることを確認したら、右上の[変更の保存]を押して、
ひとつ前の画面に戻ったら、右上の[インポート]を押す。
すると「正常に完了画面」が表示され、
インポート対象のDataverseテーブルを開いて、[データ]タブを見るとデータが入っている!
[選択肢]列のデータの入力方法
[選択肢]列のデータをExcelに入力するとき、
- 選択肢の名前:選択肢1 とか
- 選択肢の値:543,690,000 とか
のどちらでもよいらしい。
ただ、選択肢の名前は変更される可能性もあるので、選択肢の値を使うのが個人的にはおすすめ。
選択肢の値の調べ方は、Power Appsのホームで[データ]->[選択肢(複数)]->[使っている選択肢]を選んで、選択肢の右の…メニューから[詳細表示]を選択。
するとこんな感じで選択肢の値が表示されるので、これをExcelに貼り付けてあげればOK!
コメント