Power Apps ソリューションのインポートで「Activeソリューションが必要(依存関係がありません)」とエラーが出たときの話

モデル駆動型やテーブルを含むソリューションをエクスポートして、別環境に移行しようとしたとき「Active」という名前のソリューションが足りないよ、みたいなエラーが発生。

エラーの解決に少し時間がかかったので、その内容をメモ。

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現象

こんなソリューションがあって、エクスポートしたいとなったときの話。

中身としては「テーブル」と「モデル駆動型アプリ」が入っていて、モデル駆動型アプリの中で「業務プロセスフロー」を作っている。

で、これをエクスポートして、別環境にインポートしようとしたとき

こんなエラーが発生する。

原因

モデル駆動型アプリで作成した業務プロセスフローを、ソリューションに追加する必要があるとのこと。

このサイトによると、業務プロセスフローを追加するときは「クラシック表示」で追加してねと書いてあるっぽい。

対処

ソリューションに必要なコンポーネントを確かめる

まずはエクスポートする側の環境に移動して、ソリューションから「クラシックに切り替える」を押下。

するとこんな画面になるので、「エクスポート」を押す。

「次へ」

するとこんな感じで、ソリューションをエクスポートするときに必要な(ソリューションに足りない)コンポーネントを教えてくれるので、これを覚えておく。

そしたら「キャンセル」を押してクラシック画面に戻る。

ソリューションに必要なコンポーネントを追加する

クラシック画面でエクスポートするソリューションをクリック

そしたら、さっき確認した足りないコンポーネントの要求元(今回は業務プロセスフローが必要なモデル駆動型アプリ)を選択して、「必須コンポーネントの追加」を押す。

OK!

すると必須コンポーネントが追加される。

再度エクスポート→インポート

クラシック画面を「保存して閉じる」して、Power Appsの画面でコンポーネントが追加されていることを確認して、改めてエクスポート。

エクスポートが成功したら、インポートしたい環境に移動して「インポート」を実行。

成功!

ということで、ソリューション内のモデル駆動型アプリで業務プロセスフローやワークフローを作っても、それらは自動的にソリューションに追加してもらえるわけではないようなので、クラシック表示から追加してあげる必要がある、というお話しでした。

追記

「必要なコンポーネントの追加」は、PoweAppsの画面からいけそう。

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