オンプレミスデータゲートウェイを使ってみたかったので、とりあえずPower Appsで試してみた。
事前準備
事前準備として自分のPCの適当なフォルダにこんな感じでファイルを入れておく。
このファイルにオンプレミスデータゲートウェイを通して、Power Appsのキャンバスからアクセスする!
オンプレミスデータゲートウェイのインストール
まずはオンプレミスデータゲートウェイ(以降ゲートウェイ)をこちらのサイトからダウンロードし、インストールする。
オンプレミス データ ゲートウェイをインストールする
オンプレミス データに接続できるようにゲートウェイをインストールする方法を説明します。
インストールが完了すると、こんな感じでアプリとしてゲートウェイを確認することができる。
オンプレミスデータゲートウェイでPCとクラウドをつなぐ
インストールが完了したらゲートウェイを起動し、「サインイン」を押す。
そしたらPower Appsを作成する(ゲートウェイを登録する)O365アカウントメールを入力して、
無事サインインできたら「構成」を押す。
「次へ」を押して、
適当な名前と回復キー(覚えておくこと)をつけて「構成」を押す。
この表示が出たらゲートウェイの構築は完了。
Power Appsの[データ]→[ゲートウェイ]から構築したゲートウェイを確認する。
※「オンプレミスデータゲートウェイをインストールできるユーザーが制限されています」エラーメッセージが出ちゃった場合、テナントレベルでゲートウェイを構築できるユーザーを制限する設定になっているので、管理者に問い合わせる必要あり。
File Systemコネクタを作成する
そしたら今回はPC上のファイルをいじるので、[データ]→[接続]→[+新しい接続]を押して、
File Systemの接続を作成する。
Root Folderとしてさっきのフォルダのパスを指定して、ユーザー名とパスワードを入力する。
※僕のPCはAzureAD認証でログインしているので「AzureAD\アカウント名」。
※ローカルアカウントの場合は「コンピューター名\アカウント名」でいける(はず。。。)
※僕のPCはAzureAD認証でログインしているので「AzureAD\アカウント名」。
※ローカルアカウントの場合は「コンピューター名\アカウント名」でいける(はず。。。)
そして「ゲートウェイの選択」でさっき構築したゲートウェイを選択し、「作成」を押す。
これでFile Systemの接続ができたので、これを使ってPower Appsにファイルを表示してみる!
キャンバスアプリでファイルを表示してみる
適当なキャンバスアプリを作成して、データから「File System」を選択、
さっき作った接続を選択する。
そしたらギャラリーを追加して、
ItemsでListRootFolder関数を使用すると、ファイルの一覧が表示される!
ついでにImageコントロールに対してGetFileContent関数を使用してあげると、画像ファイルであればサムネイルも表示できて、
PDFViewerと連携すれば、PDFの内容を表示することもできる!
PCのファイルをPower Appsで使用することはあんまりないとは思うけど、オンプレミスデータゲートウェイのイメージは何となくつかめた気がするw
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