Power Automateにあるアクション「複数の項目の取得」について調べたことをメモ。
事前:今回使用するリスト
今回実験で使用するリストはこのアイテム数が501件のリスト。
列「Num」に連番を振っているこのリストに対して、「複数の項目の取得」アクションを実行していく。
既定だと100件までしか取れない
今回このアクションを改めて調べることになったきっかけは、今更ながら「複数の項目の取得」は既定の設定では100件までしか取得できないことを知ったこと。
こんなに堂々と「既定値=すべて」とか書いてあるにも関わらず、
公式ではちゃっかり100件までしか取れませんよ、と書いてある。
Power Automate のフローに対する [アイテムの取得] と [ファイルの取得] SharePointアクションの詳細な分析
この記事では、Power Automate を使用した SharePoint アクションのアイテムの取得とファイルの取得アクションについて詳しく説明します。
実際501件のリストを取得し、Lengthを見てみると、
100件しか取れていない。。。
最大5000まで増やせる
ちなみに最大5000件まで増やせるようで、ここの値を大きくしてあげると、
取得できるアイテム数も増える。
おまけ1:委任はできるのか?
ここでちょっと気になったのが委任ができるか?問題(さすがにできると思うけど。。。)。
ということでこんな条件で実行してみると、
きちんとNum列101以上の項目を100件持ってこれているので、委任はできてるよう。
おまけ2:ID列の大なり小なりも委任できる!?
完全におまけだけどPower AutomateだとID列の大なり小なりも委任できるっぽい(Power Appsだと委任できない)。
こんな感じでID列で大なりクエリをかけてあげると、
きちんとID列が101以上のアイテムが100件持ってこれている。
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