Power Apps アプリ特化のエージェント作成|キャンバスにCopilot Studioのエージェントを追加

キャンバスアプリにCopilot Studioで追加したエージェントを追加できるようになっていたので、試してみた。

追加方法

まずはCopilot Studioからエージェントを作成し、公開する。
続いてキャンバスアプリの[設定]→[Copilot]から、作成したエージェントを選択し、[保存]→[公開]する。
公開が完了したらアプリを再生すると、右上のCopilotボタンから、エージェントと会話ができるようになる。

続いて具体的な使い道を考えてみる。

使い道1:入力項目のサポート

例えば経費申請アプリをつくるとして、「経費科目」などのユーザーが入力を迷う項目をサポートする機能を追加してみる。

エージェントにカスタムトピックを追加して、トピック内にプロンプトアクションを追加、
あとは画像のようにプロンプトを組んであげれば、
※本番では「経費科目情報」はデータソースに出した方がよいかも。
こんな感じで経費科目を教えてくれる機能を追加できる。

使い道2:データへのアクセス

例えば過去の申請を確認する機能を追加したい場合は、新規トピックにPower Automateアクションを追加して、
こんな感じで過去のデータを返すフローをつくる。
あとはプロンプトアクションを追加して、
この情報をもとに返答を生成する。
すると過去の申請を教えてくれる機能が完成する。

いずれの使い道もPower Apps側にUIを追加することで対応可能だけど、UIをつくるのが手間なときとか、アプリに慣れてない人が自然言語で情報にアクセスできる、のが便利な点かなと。
Copilot Studioの利用料はかかるけど。。

Copilotコントロールとの違い

公式の情報によると、Copilotコントロールとの違いは以下の通り。

コントロールではなく、アプリに追加する主な利点

  • レイアウト変更不要:アプリのレイアウトを変更することなく、Microsoft Copilot Studio で作成したカスタム Copilot を簡単に追加できます。
  • マルチプラットフォーム対応:
    • Web ブラウザでの利用
    • モバイルデバイスでのネイティブ対応
    • 既存の Copilot Studio で作成したカスタム Copilot との連携が可能

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