Power Apps アバター モダンコントロールの詳しい使い方を解説|ステータス(連絡可能など)をバッジに表示する

モダンコントロールの一つ『アバター』について使い方を調べたのでメモ。

アバター

アバターコントロールはモダンコントロールの一つで、ユーザーのアイコンを表示するコントロール

他のコントロールと違い、このコントロール自体の機能はそれほど多くないけど、どんな使い方ができるか調べてみた。

基本的な使い方

アバターで主に使用するプロパティは「Image」「Name」「Badge」の3つ。
Imageプロパティは対象のユーザーのサムネイルを指定するプロパティ。
Nameプロパティはサムネイルが設定されていないユーザーの名前を表示するプロパティ
※日本語には対応していないようで、漢字を入れると人型のアイコンが表示される。
Badgeプロパティはそのユーザーのステータス(連絡可能、取り込み中など)のバッジを切り替えるプロパティ。

Office 365ユーザーコネクタとの連携

このアバターコントロールの使い道として、「アプリを使用しているユーザーの情報を表示」または「Office365ユーザーコネクターで取得した他ユーザーの情報を表示」する使い方が考えられる。
ユーザーコネクタで取得した一覧をギャラリーに表示する場合は、ImageプロパティにはUserPhotoV2の結果を入れて、
Nameには「Mail」または「DisplayName」とかを入れることになるかと。
※ただDisplayNameは、日本語で名前を設定している環境だと人型アイコンになる。

バッジとユーザーのステータスを連動させる

問題は「バッジ」で、ユーザーの現在のステータスを取得するにはカスタムコネクタからGraphAPIを利用する必要がある。

有償になってしまうので、あんまり使われないかと思うけど、以下手順をご紹介。

バッジをユーザーのステータスに合わせて切り替える

続いて作成したカスタムコネクタを、[データの追加]からアプリに追加する。
最後にOffice365ユーザーコネクタから取得した『Id』を引数にカスタムコネクタを呼び出し、結果の『activity』プロパティをそのままBadgeプロパティに設定すれば、
ユーザーのステータスに応じて、バッジが変わる。
ちなみにOutOfOfficeを『true』にすれば、バッジを『外出』状態にもできる。

おまけ:上記以外の変更

形状をSquareにするとサムネイルが四角くなり、
フォントサイズを大きくすると、ユーザーの名前が大きくなる。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました