Power Apps キャンバスアプリの所有者の変更のしかた|離職や部門移動などが起きたときのために

キャンバスアプリの所有者を変更する必要が出たので、そのやり方をメモ。

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やりたいこと

今回はアプリ「WanSample」の所有者を「わんさん」から「うさぎさん」に変えてみる。

必要なモジュールのインストール

まずはPower Shellを管理者権限で開いて、必要なモジュールをインストールする。
Install-Module -Name Microsoft.PowerApps.Administration.PowerShell
Install-Module -Name Microsoft.PowerApps.PowerShell –AllowClobber

所有者変更に必要な情報

続いて所有者変更のために必要な情報を集めていく。

環境ID

まずは環境ID。右上歯車から「開発者リソース」を選択する。
そうすると環境IDが表示されるのでこれをメモ。

アプリID

続いてアプリID。アプリのコンテキストメニューから「詳細」を選択して、
表示されるアプリIDをメモ。

所有者にするユーザーのID

最後に所有者に設定するユーザーのID。AADのオブジェクトIDをメモする。

これで準備完了!

所有者の変更

所有者変更のコマンドはちら。

Set-AdminPowerAppOwner -AppName アプリID -EnvironmentName 環境ID -AppOwner 所有者にするユーザーのID
このコマンドを実行すると、
こんな感じで所有者を変更することができる!

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