委任警告をクリアしさえすれば、SPOリストのアイテムは2000件以上持ってこれる!
と思っていたんだけど、変数にそのレコードを入れる場合はどうもその限りではないらしく、ちょっと詳しく調べてみた。
前提条件
こんな感じで2001件のアイテムがあるSPOリストを用意。
中身は大したことなくて適当なタイトルとアイテムに連番をつけてあげただけ。
このリストをこんな感じでギャラリーに入れてあげると、
委任に引っかかっていないので2001件のデータが表示される。
だけどこのリストを一旦変数に入れると、ちょっと挙動が変わってくる。
このリストアイテムを変数に入れてみると500件しか変数に入らない
例えばUpdateContextで変数listにさっきのデータを入れてみると、
500件までしかデータが入ってくれない。。。
UpdateContextをClearCollectに変えてコレクションにしてみても
やっぱり500件までしかデータが入らない。。。
ちなみにこのコレクションにCollect関数で1個データを追加してみると、
ちゃんとデータが入るので、コレクションの制限ではなくSPOコネクタとかの制限ぽい。
設定をいじれば2000件までは持ってこれる
設定から「データ行の制限」を2000件に変えてアプリを再起動すると、
2000件までは持ってこれる!
まとめ
2001件以上のSPOリストのデータも、委任に引っかかっていなくギャラリーのItemsに入れてあげれば表示は可能。
ただ変数に入れてしまうと「データ行の制限」設定の対象になる。
2021/8/30追記:
この原因をこちらの記事にまとめたので興味のある方はぜひ
この原因をこちらの記事にまとめたので興味のある方はぜひ
Power Apps 委任とデータ行の制限(500件~2000件)の関係を図にまとめてみた
これまで委任とデータ行の制限(既定は500件)が絡まると、いまいち理解がこんがらがってしまっていたけど、改めて図にしてみるとわかりやすかったのでメモ。前提前提として今回はこんなリストがあって、このリストを、わかりやすいようにデータ行の制限を...
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