Power Automate SharePointリストやExcelの列を指定し1次元配列に変換する

SPOやExcelから取得したテーブル(オブジェクト配列)を1次元配列にする方法がぱっと見つからなかったので、メモ。

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やりたいこと

例えばこんなSPOリストがあったとき、user列のDisplayNameのみを取りだして1次元配列にしたい、といったときの話。

1次元配列の作成は選択アクションを使う

複数の項目の取得で該当リストのアイテムを取得した後、選択アクションの[開始]に取得した「value」を入れて、[マップ]の右側のアイコンを押す。
入力のマスが1マスになったら、そこに配列にしたい値(今回はDisplayName)を入れるだけ。
すると該当列だけを抽出した1次元配列を出力してくれる。

Distinct(重複除去)が楽

1次元配列にするとその列だけを考慮した重複排除が楽で、union関数を使って重複を除去すると、
こんな感じで「ユーザー列のDisplayName」のみを対象とした重複除去が可能。
ちなみにSPOの出力をそのままunionで重複除去すると、
他の列(登録日とか)も考慮しての重複除去になるので、ユーザー名だけでの重複除去にはならない。

Excelも同様に選択アクションで1次元配列を作れる

Excelを対象にした場合も同様に選択アクションを使うと、
1次元配列を出力することができる。
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