Teams Toolkitを使ってOpenAIと会話できるTeamsボットを構築する|AzureへのデプロイとTeamsでの動作確認

今回は前回作成したTeams BotをAzureにデプロイしてTeams上で動作を確認してみる。

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Azureへのプロビジョニング

まずは前回作成したプロジェクトフォルダを開いて、Teams ToolkitからAzureにログイン。そして[Provision]を押す。
既存のリソースグループを選ぶか、新しいリソースグループを作成する。
そしたら「費用がかかる可能性があるけど大丈夫?」的なメッセージが出るので、[Provision]を押す。
するとAzure上に3つリソースができて、デプロイが完了する。
ただしこのままだとお金がかかってしまうので、作成されたApp Serviceの[構成]を開いて、[常時接続]をオフにし保存。
続いて「App Serviceのプラン」を開いて、料金プランをクリック。
Freeを選択。
[ダウングレード]を押して
F0になったら完了。

Azureへのデプロイ

続いてVSCodeに戻って、Teams Toolkitの[Deploy]を押す。
デプロイが完了したことを確認。
Azureに戻ってAzureボットを開き、[Webチャットでテスト]から会話ができるようになる。
※ちなみにFreeプランだとApp Serviceが立ち上がるまで時間がかかるため、「How can I help you?」が送られてくるまでかなり待つ。何度か画面のリロードも必要。

Teamsへの追加

Azureへのデプロイが成功したら、Teamsへのアプリ追加を行う。

VSCodeに戻って、Teams Toolkitから[Zip Teams App Package]を押して、プロジェクト内のmanifest.jsonを選択する。
※本当はmanifest.json内の「アプリ名」とか「アプリの説明」とかをきちんと設定するんだけど、今回は省略。
devを選択すると、
appPackageフォルダのbuildにzipができる。
Teamsアプリを開いて、[アプリ]の[アプリを管理]から[アプリをアップロード]を選択し、[カスタムアプリをアップロード]を選ぶ。
ここで先ほど作成したzipを選択すると、作成したアプリを追加できる。
追加したアプリからGPTと会話ができる。

以上でAzureへのデプロイとTeamsへのアプリ追加は完了。

次回は手動でデプロイも試してみたので、その手順を記載。

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