Power Apps キャンバスアプリで値を定義する方法を紹介|他言語のDefineのように値を定義する

以下、Power Appsにはこんな時代もあったんだなー程度に見ていただければ。

Power Apsで値を定義する

Power AppsにはCのDefineや、C#のconst, static readonlyみたいに、値を定義する方法が用意されていない。

そこでAppオブジェクトのOnStartプロパティでグローバル変数を宣言して値を定義するのがおすすめ。

App.OnStart

App.OnStartはアプリ起動時に実行される処理を記述する場所。
そのApp.OnStartにグローバル変数を使用して値を定義しておく。
するとアプリのどこからでもこの値を使用できるし、この例だと「アプリのタイトルを修正したい」となったときに一か所直せばよいので、とても便利。

※Appオブジェクトについてはこちら
https://docs.microsoft.com/ja-jp/powerapps/maker/canvas-apps/functions/object-app

UI関連の値も定義しておくと便利

後はこんな感じでアプリのデザインに関する値も定義しておくと便利。

Set(
    defColor,
    {
        TitleFill:Color.Blue
    }
);
こうしておくことでアプリ開発中に「テーマカラーを変えたい」となったときも、このApp.OnStartのみを変えればよいので便利。

ただあくまでグローバル変数を使用して定義しているだけなので、「値を書き換えることが可能な」点だけ注意が必要。

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