*2023/12/7追記:
こちらの記事の内容は古くなりました。
Power Appsにおける値の定期はApp.Formulasプロパティを使用してください。
こちらの記事の内容は古くなりました。
Power Appsにおける値の定期はApp.Formulasプロパティを使用してください。
Power Apps アプリで使う定義値はApp.OnStartではなくApp.Formulasで宣言する|起動時間高速化
これまでアプリで使用する定義値はApp.OnStartプロパティ内でグローバル変数として定義してきたが、今回新しく機能「App.Formulas」が追加されたので試してみた。※アプリの起動時間の高速化第一弾「App.StartScreen」...
以下、こんな時代もあったんだな程度に。
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Power Appsには値を定義する方法が用意されていない。
そこで、自分はこうやってるよ!という値の定義方法をご紹介。もし、正式なやり方があったらコメントで教えていただければ助かります。
Power Apsで値を定義する
コード
Set( Define, { [プロパティ名]:値, 〃 } );
こんな感じで円周率とか決まった値を定義しておくとけっこう便利。
使いまわしができる。
場所
僕は基本アプリオブジェクトのOnStartプロパティで定義している。
このプロパティはアプリが起動したときに呼び出されるプロパティなので、値を定義するにはちょうどいい場所かと。
アプリオブジェクトについてはこちら
https://docs.microsoft.com/ja-jp/powerapps/maker/canvas-apps/functions/object-app
定義する値
僕はこんな値を事前に定義してるよ、的なのをご紹介。
固定値
Set( Define, { /*改行コード*/ NewLineCR:Char(13), NewLineLF:Char(10), /*数値*/ PI:3.14 } );
- 改行コード:Char(10)やChar(13)とか
- 数学的な値:円周率や加速度とか
以前QRコードを読み取ったとき、改行コードがあるやつとないやつがあって、改行コードなしで統一したかったので取り除くときにこの定義値を使用。
改行コードについてはWikiさんが説明してくれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%B9%E8%A1%8C%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
UI関連
Set( Define, { TextColor:Color.Black, BtnColor:Color.Blue, SeparatorHeight:50 } );
- 色:ボタンの色とか文字色とか
- 幅や高さ
色とかは事前に定義した値を使用すると、急に色を変えたくなったときに便利。
幅とか高さともこれで定義できるんだけど、たまに誤作動を起こす。これは要調査。
注意
見ての通りグローバル変数に値を入れているだけなので、誰でも値を変更できてしまう。
この辺は運用でカバーするしかないかなと思う今日この頃。
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